ハイローチェアって買った方がいいの?
選び方のポイントは?
実際どうやって使っているの?
ハイローチェアは新生児から活躍する子育て用品ですが、価格もタイプも幅広いため迷ってしまいますよね。
またベビーカーやチャイルドシートなどと比べると、実際にどうやって使っているのか想像しにくい方もいるのではないでしょうか。
私の場合は、妊娠前から用意していたベビーカーやベビーベッド、チャイルドシートに比べると、ハイローチェアの必要度は低く、優先度は低いと考え、生後1ヵ月過ぎに購入しました。
実際に購入した商品をご紹介しながら、解説していきます。
なんでハイローチェアを買ったの?
購入に至った経緯としては、とにかく赤ちゃんが寝ず、日中自分のことがなにもできなかったということです。
里帰り中、毎日の料理や洗濯、その他諸々の家事に関しては母にしてもらっていました。私もその手伝いをしようとすると、赤ちゃんが泣いてきて出来ず・・・
授乳後の赤ちゃんをベッドに寝かせるとすぐに泣いてしまい、抱っこをしてあやし・・・
泣いては抱っこ、泣いては抱っこ・・・
の繰り返しでした。
里帰りが終わり自宅に帰ったら、これを全て1人でしなければいけないワンオペが待っているのかと思うと、さすがにこの状況はまずいと考え、赤ちゃんをあやせるものの購入を検討し始めました。
そこでバウンサーと、ハイローチェアの購入を検討しました。
バウンサーの購入を検討
1番初めに思いついたのは、バウンサーです。
母がバウンサーがあれば、子供が1人で過ごすことができるんじゃないかと助言をくれたため、ネットでバウンサーを探し始めました。YouTubeやInstagramなどいろいろ情報があり、ベビービョルンのバウンサーがかなりの高評価であることがわかりました。
しかし、27,000円とかなり高額でした。そして、いろんなコメントを見ていると、バウンサーはそれ以外の目的で使用することがなかなか難しく、使用可能期間も短いということがわかりました。
また一番びっくりしたのは、バウンサーの使用持続可能時間が、ほんの1時間程度だと言うこと。
やはり赤ちゃんにとって、長時間同一の姿勢はキツいし、
“体勢的にも夜行バスに乗りながら寝ているようなものだ”
というコメントはかなり納得のいくものでした。
写真は、支援センターにあったリッチェルのバウンサーです。生後1ヵ月の赤ちゃんは、自分でバウンサーを動かすことができないため、大人が手動で揺らしてあげる必要があります。子供は大人しく乗っていました。笑
金額の安いバウンサーも検討しましたが、やはりあやす以外の使用用途がなかったので購入を見送りました。
ハイローチェアの購入を検討
そこで、あやす機能もあり、離乳食開始後の椅子にもなるようなものはないかと考え、思い至ったのがハローチェアです。
ハローチェアは揺らすことによって赤ちゃんをあやす機能があり、背もたれを起こせば離乳食開始後の椅子としての機能も果たしてくれます。同じ金額を出すでも、より多くの機能がある方がお得感がありますよね。笑
私がNICUで働いていた時、泣き止まない赤ちゃんを電動のハイローチェアに寝かせてあやしていましたが、かなり助かっていました。音楽も鳴るし、自動でゆらゆらと揺らしてあやしてくれるので、ゆられている間に家事をすることもできるだろうと思いました。
また、そのハイローチェアをキッチンの近くに持ってきて、あやしながら調理もできます。さらに、自宅はテーブルで食事をするスタイルですが、ハイチェアにすることで、赤ちゃんと目線が合い、また離乳食開始後はそこで食事を介助することもでき、1つの椅子で2つの役割を果たしてくれるのではないかと思い、ハイローチェアの購入に至りました。
【Combi】トイザらス限定モデル ネムリラSimplightを購入
Combi トイザらス限定モデル ネムリラSimplightを購入しました。
ハローチェアのメーカー選びでは、西松屋、アップリカ、コンビを検討していました。
西松屋のハイローチェアは12,000円程度で格別に安かったです。しかし、高さ調整する際のレバーが少しスムーズにいかない部分があったり、タイヤのストッパーがかかりづらかったのが気がかりでした。また付属のテーブルを装着にしくい印象でした。値段は12,000円とかなり安く、ハイローチェア自体の使用期間もそこまで長いものではないので、全然ありだと思いました。
次にアップリカのハイローチェアは、西松屋のその機能に比べるとまだスムーズな調整ができました。その他は特に機能面で大きな差はなく、アップリカブランドとして値段が加算されているくらいかな〜という感じでした。個人的にクッションと机の色があまり好みではありませんでした。
コンビはアップリカと同じくらいの値段でしたが、クッションの柄がとても可愛く、触り心地も良かったです。高さ調整のレバーもスムーズで、機能面ではほぼ変わりませんでした。
写真は試乗しに行っている時のものです。私が、試乗する際に確認したポイントを挙げます。
・ベルトの装着のしやすさ
・付属のテーブルの取り外しのしやすさ
・高さ調整のしやすさ
・背もたれの調整のしやすさ
・ストッパーのかけやすさ
実際に試乗してみて、上記のことを試してみると使い心地がわかると思います。意外と、レバーが固かったり、操作がやりづらかったりといったことが見えてくると思います。
西松屋で試乗させてもらった時は、展示されていないものでも店員さんに聞いてみたら、わざわざ箱から出してくださって試乗させて頂きました。ありがとうございます(^ ^)
手動?電動?スイングで寝てくれるの?
ハイローチェアには主に2種類あり、手動タイプと電動タイプがあります。
ここには大きな値段の差があり、手動タイプは約2万円、電動タイプは約8万円と、かなりの差がありました。我が家の場合は、電動の8万円というのはかなり高額で、そこまで経済的に余裕がなかったので、手動のハイローチェアの購入にしました。
ただ、電動がいいか、手動がいいかは、正直やってみなければわかりません!
こればかりは本当に赤ちゃんとの相性だと思います。
我が家のハイローチェアは手動でしたが、手でしばらく押していたらスッと寝てくれたので、押し続けなければいけないということもありませんでした。
しかし、友人の話を聞くと、赤ちゃんがなかなか寝ないので電動でずっとゆらゆらスイングしてもらえるのが助かったという意見や、電動を購入したけどハイローチェアで寝るのを嫌がったという赤ちゃんもいるようなので、やってみないとわからないというのが正直なところです。
ハイローチェアの良さは寝かしつけることだけではないので、電動と手動に関しては、予算に応じて選択するようにすると良いと思います。
トイザらスのオンラインストアで購入
私はベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドの布団の3点をトイザらスのオンラインストアでまとめて購入していました。たまたまトイザらスのオンラインストアに自分が購入したいものがあり、値段も安かったので、同一のサイトで購入することになりましたが、まとめて購入することによって、トイザらスのポイントが付きました。
コンビのハイローチェアは他のハイローチェアと比べてやや値段が高かったですが、柄が可愛く、トイザらスのオンラインストアでも購入できたため、これまでのポイントによって半額で購入することができました。
これも、出費を抑える方法の1つかなと思います。
シートはリバーシブルでおしゃれ
シートはリバーシブルで、気分に合わせて選べます。ベージュカラーが部屋の色合いとマッチしていてオシャレですね。
シートは洗濯機で洗える
離乳食が始まると、シートは結構汚れやすいかなと思います。サッと取り外して洗濯機で洗えるのはかなり助かっています。うんち漏れをしたこともありましたが、手洗いでしっかり汚れを落として洗濯機で洗えば、きれいになりました。
幌は無くていい
幌が付いているハイローチェアもありますが、私は必要ないかなと思いました。
ハイローチェアに乗せた状態で寝てしまった際、子供が眩しそうにしていたら、幌があると薄暗がりにできるかなとも思いますが、ハイローチェアはタイヤが付いており自由に移動できるので、部屋の中の日が直接当たらないところへ移動したり、部屋のカーテンを閉めて対応したらいいかなと思います。
ハイローチェア自体がまあまあ大きいものなので、2LDKのアパート暮らしの私たちにとっては大きな存在となります。幌があると余計に圧迫感が出ると考え、無くていいかなと思いました。
実際に使ってみて
我が家の場合、ハイローチェアは買って大正解でした。実際に使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
良かった点、悪かった点も挙げて行くのでぜひ参考にしてみてくださいね🎵
赤ちゃんを目が届く範囲に寝かせられる
ハイローチェアは部屋のどこへでも移動できます。
私の住んでいるアパートは2LDKで台所からリビングが見渡せるような構造になっています。リビングにはベビーベッドが置いてあるのですが、キッチンに入って料理をしているとどうしても目が届かないときがあり心配になります。
赤ちゃんは寝ているときでも、常に気をつけていないと心配だもんね。
夕方から晩御飯を作り出すと、黄昏泣きというものなのか、ぐずぐずする時間があります。しかしベビーベッドは簡単に移動できないので、そのタイミングでハイローチェアに子供を乗せて台所の近くまで連れてくることで、料理を作りながら子供の顔も見てあやすことができます。
写真は、台所まで連れてきて、近くにおもちゃを置いてあやしている時のものです。そばにいるとお互い安心して過ごすことができますよね。
手動でも十分あやせられる
子供をハイローチェアに乗せ、子供が遊べるおもちゃを装着していました。
キリンのおもちゃは、触るとビニールのしゃかしゃかした音が鳴ります。赤ちゃんが足をバタバタ動かすとそのしゃかしゃかが鳴って、さらに赤ちゃんは楽しんでいました。
2ヶ月弱の赤ちゃんはまだおもちゃを握らせてもすぐに落っこちてしまうので、足のバタバタした動きでシャカシャカ音が鳴るおもちゃはとても役に立ちました。
また、YouTubeで赤ちゃんが楽しめる音楽を流しながら、その歌を自分も一緒に歌ったりしていました。料理を作っている時は、手が塞がっているので、歌を歌ってあやしていました。
歌を歌ってあげると、とっても喜んで笑ってくれて、私も料理をしながら赤ちゃんの相手ができたので一石二鳥だと感じました。
電動のハイローチェアであれば自動で揺れてくれたかもしれませんが、私の場合、料理中の手が塞がっている間に乗せていたので、手や膝、時々足で(笑)軽く揺らしていました。子供は軽く揺らしただけで、満足してくれていたので、そこまで手動だから不便だったということはありませんでした。電動と手動の差の6万円分、自分で動かします!という心意気で動かしていました。笑
また、リビングでパソコン作業をしている時も、このようにハイローチェアを私の座っている近くに配置して、付属のテーブルの上におもちゃを並べて遊んでもらっていました。子供も、私の顔が見えると安心してくれるし、まだそこまで活動範囲が広くないのであれば、ここだけで十分遊んでくれています。テーブルなどの高い場所でも、子供と同じ位置で目線が合うのは良いですよね。
抱っこから降ろしてもそのまま寝てくれる
私の場合は特に、抱っこで寝てくれても、ベッドに寝かせると起きてしまう・・・( ゚д゚)
という時に役立ちました。抱っこで眠りについた子供をハイローチェアに寝かせると、
うーーーっんヽ(´o`;
と起きてきそうになるのですが、置いた直後にゆらゆらと揺らしておくと、子供は抱っこされていると勘違いしてそのまま眠っていてくれるんです。
この時の注意点として、必ず子供が落下しないようにベルトをし、念の為一番低い状態にしておきます。
ベッドに置くとゆらゆらが無くなるので敏感に反応して起きてきた子供も、ハイローチェアでは寝てくれるのでかなり助かりました。
ただ、メーカーによっても異なりますが、使用持続可能時間はそこまで長くないので、子供の体勢的にもあくまでも短時間使用の簡易ベッドとしての利用をお勧めします。
と言っても、そんなに長く寝てくれていないんですけどね。笑
成長してからもベビーチェアとして長く使える
離乳食が始まってからは、食事の時の椅子として機能しています。
普段私たち大人の食事はテーブルなので、子供もテーブルの高さと同じ目線で食事ができるので、子供自身私たちの食事の様子を見ることができるし、私たち大人の顔を見て嬉しそうにもしています。
子供の成長に合わせて長く使える機能があるのはいいね。
離乳食を食べさせた後の掃除が大変!
生後9ヶ月ごろ、離乳食のつかみ食べが本格的に始まると、食べ物を触った手であちこち触りまくります。笑
すると、座面の布が食べカスで汚れたり、シミになったりします。汚れたら毎日洗うわけにもいかないので、汚れが目立ってきたらつけおきして洗濯機で洗うようにしていますが、座面が布であることで常に清潔に保っておくのは難しいかなという印象です。
熱がこもりやすい
生後6ヶ月の頃、夏場に台所付近でハローチェアに乗せていた際、私が料理してる間待機してもらっていました。子供が足をバタバタさせたり、声を出したりして楽しそうにしてくれていたのですが、ふと首の後ろに手を入れるとかなり汗をかいていて、背中側もじっとりと濡れていました。
ハイローチェアは体周りを布で覆われているため、かなり熱がこもりやすいのかなという印象です。そのため、こまめに子供の体調を気にかけたり、体温調節する必要があるかなと思いました。
さいごに
ハイローチェアは、購入して大正解だった育児グッズです。
機能については上を見るとキリがないのですが、シンプルな機能でもあっても損はないと思います。予算と相談しながら、レンタルや中古という選択肢も含めて、ぜひ検討してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもお役に立てると嬉しいです。