授乳ブラっていっぱいあって、何がいいのか分からない
おすすめを教えて〜
みなさん、授乳ブラ何買いました?
タイトルの通り、私は授乳ブラ難民でした。
本当に、何がいいのかわからない。みんなおっぱいの形は違うし、付け心地だって好みがあります。
この記事では、私が着用していた色んなタイプの授乳ブラを、メリット、デメリットも一緒にお伝えしていきます。
授乳ブラ難民の皆さんは、ぜひ最後まで見て参考にしてみてください🎵
私の基本情報
まず参考程度に、私の妊娠前の基本情報をお話ししておきます。
・妊娠前の胸のサイズ E75
・日中:ノンワイヤーのブラ
・夜間:ユニクロのブラトップ
もともと締め付けられるのがあまり好きではなかったので、妊娠前もノンワイヤーのブラジャーを着用していました。ノンワイヤーだけどしっかりとホールドしてくれるタイプのブラです。また就寝時にはユニクロのブラトップを着用していました。
つわりをきっかけに、ユニクロのブラトップ着用
妊娠中つわりが始まった頃から、ブラジャーをつけることが窮屈になり、胃の辺りの締め付けによって気持ち悪さが増していたので、日中もユニクロのブラトップを着用していました。つわりが終わってからもブラトップをずっと着用していて、特に妊娠中用のブラジャーをつけていたわけではありませんでした。
ブラトップのメリットは、以下の通りです。
・締め付けられない
・お腹までカバーしてくれるので冷え防止になる
・大きくなってくるお腹にフィットし、程よいホールド感で安心感がある
・腹部の汗を吸ってくれる
ただ、デメリットとして、以下のことが挙げられます。
・ホールド力がない
ブラトップなので、キャミソールにパッドが着いた程度で、バストを支える力が弱い傾向にあります。 そのため、揺れや衝撃で胸を支えるクーパー靭帯が伸びたり切れたりすることで、バストの垂れや形の崩れにつながる場合があるので注意です。
授乳期おすすめブラ
モーハウスブラ
産後24日目、ようやくフィットするブラと出会いました。
それが、モーハウスブラです。
以前勤めていた産婦人科クリニックでも授乳ブラとして推奨しており、販売もしていました。そんな事はすっかり忘れており、たまたまインターネットで授乳ブラとして広告が上がっていたのをきっかけに思い出し購入しました。価格は3,630円程度とまずまずの値段です。
モーハウスブラのメリットは、以下の通りです。
・クロスオープンタイプ
・ノンワイヤー
・ゴム不使用の幅広アンダーで、ブラ自体に強すぎないホールド力がある
・ホックなしで、スポブラタイプ
・装飾品などなくシンプル
・サイズ展開は、M、L、LLに各スリムタイプがあり全6種類
サイズが豊富なので、まずは公式ホームページにてしっかりと説明書きを確認し、自分に合うサイズをサイズ表を見て確認しました。
妊娠前の胸のサイズがE75で、授乳時期のサイズはアンダーが75、トップが92の状態でした。私はLスリムタイプを購入しました。サイズ展開が豊富なのは嬉しいですね。
まずはなんといっても授乳のしやすさです。クロスオープンタイプは、フロントにホックやスナップボタンがなく、左右のカップを下にずらすだけで授乳できます。ノンワイヤーで、ゴムはキツくないのに、しっかりと全体をホールドしてくれていました。
ホックはなく、被るタイプの授乳ブラだったので、ホックが取れてイライラすることももちろんないですし、変な装飾品が一切ないので、とても快適に着用できました。授乳時の機能性はもちろん、締め付け感のない着心地は抜群です。かなり快適に着用できていたので、追加でもう一着購入しました。
ここでモーハウスブラのデメリットとして、以下のことが挙げられます。
・へたりが早い
・肩紐が幅広で下着が見えてしまう
正直言って、ブラのへたりが早いかなと言う印象です。
産後2ヶ月の頃、授乳のたびにカップをぐっと下にずらして授乳をしていたのですが、どうしてもカップ全体が布でできているため、だんだんと肩紐のあたりからヘタってきている感じがありました。肩紐の調節がないので肩紐の布が伸びてきたら、もう縮める方法がなく、カップの部分がパカパカと浮いてきて、少し浅い着け心地でした。
また、へたってきたことによってカップが浅い付け心地となり、ちょっと動いたり、添い乳などして布の位置が中心から外側にずれていたりして母乳パッドが正面に当たっていなかったりすると、授乳ブラに母乳が染みてべとべとになっていることがありました。
さらに、肩紐が幅広で安定感はありますが、夏は肌の露出が多くタンクトップの下に着ると、ブラ紐が見えてしまっていて少し残念でした。
ヘタリが出てきてからは主に、夜間の授乳ブラとして使用していました。クロスオープンタイプでサッと授乳できるので、楽ちんです。
エンゼルブラジャー
産後4ヶ月のときに新たにブラを購入しました。
これはイオンモールの授乳ブラ売り場で実際に試着して購入しました。母乳パッドを付けてであれば試着してもいいとのことだったので、実際に店員さんにサイズなどを測ってもらって購入しました。
エンゼルブラジャーのメリットは、以下の通りです。
・胸全体を覆うフルカップ
・ノンワイヤー
・後ろはホック2個
・アンダーバストとカップとの間にゆとりがある
・肩紐調節あり
・ブラの肩紐が細い
メリットとして、カップが胸全体を覆ってくれているフルカップなので、安心感があり、かなりしっかりとホールドしてくれます。授乳前には胸が張ってパンパンになりますが、アンダーバストとカップとの間にゆとりがあり、カップの変動にも対応しているため、圧迫感はそこまでありませんでした。
ホックは2個で着脱が簡単です。脇高設計になっているので胴回りのお肉をギュッと胸の方に集めてくれて、全体的にホールドしてくれる感じです。ホックはしっかりとした作りになっているので、動いた時にホックが外れてしまうということはありませんでした。
ブラの肩紐は普通のブラと同じような太さなので、夏は肌の露出が多くタンクトップの下に着ていても肩紐は見えないかなと思います。
ここでエンゼルブラジャーのデメリットとして、以下のことが挙げられます。
・フロントオープンタイプ
・母乳パットが装着しづらい
・カップ部分のレースがアウターに響く
・6,000円程度とやや高め
フロントオープンタイプで、胸元に4つのボタンがあります。授乳する際ボタンを2個ずつ外してカップは横に開けることができ、片側それぞれのカップのみが外れるようになっているので、片方の授乳中にもう片方の胸はしっかりとブラで覆われています。
ただ、このフロントオープンタイプ、とても面倒でした。このボタン、外すのはブチブチっと簡単なのですが、なかなか留めにくいのです。
授乳中は基本片手で子供を支えているので、もう片方の手でボタンを操作する必要があるのですが、この片手作業がなかなか難しく・・・夜中の授乳だと、暗がりでボタンがどこにあるのか手探りです。胸元のボタンは場所的に操作しにくいので、授乳のたびにストレスでした。頻回授乳ではクロスオープンタイプの方が授乳しやすかったです。
また、カップ部分がかなり胸全体を覆っている作りになっているので、授乳ブラをつけた状態での母乳パッドの装着が少しやりにくかったです。
さらに、カップ部分の表面がレース生地になっているので、見た目は可愛いんですけど、夏場など薄い生地の服装の時はレースが外に浮いてしまって少し残念な印象になるので、もう少し生地がシンプルなものがいいかなと思いました。
生地自体がかなり硬い付け心地なので、ホールド力は抜群ですが、夜間の授乳時は少し窮屈に感じるのと、夜中の暗がりでボタンを装着するのが至難の技なので日中専用かなという印象です。
あと、値段ですよね。高い・・・。ただ、授乳ブラを初めて試着して、サイズも見てもらったので一度試して見たいという思いから購入してみました。
ブラデリス マタニティ ノンワイヤーカシュクールブラ
産後5ヶ月の時にブラを新しく新調しました。
子育てをしている友達にお勧めしてもらった、ブラデリスの授乳ブラです。
この時期、モーハウスブラ2着とエンゼルブラジャーの計3着で回していました。エンゼルブラジャーはホールド力がしっかりしているので、基本日中用で、モーハウスブラはかなりへたってきていたので、ずっと自宅で過ごす時と、夜用のブラとして使用していました。ただ、日々垂れていく自分の胸を鏡で見て、なんとかしなければという思いで、友達に相談し、お薦めしてもらったのがこのブラデリスの授乳ブラでした。
サイズ展開は、M、L、LLの3種類です。
ブラデリスのメリットは、以下の通りです。
・ホールド力が抜群
・クロスオープンタイプ
・ノンワイヤー
・ホックなしでスポブラタイプ
めっちゃめちゃ自分の胸をグーっ!と持ち上げてくれてホールド力が抜群です。かなりブラ全体のゴムがしっかりしているので、脇側に流れていっているお肉をぐっとおっぱい側に持ってきてくれます。
ブラデリスのブラはカシュクールになっていますが、そこまで多い装飾ではないので、夏場などの薄い生地の服を着る時も、外に響きにくいかなと思います。
背中部分もかなり布の面積が広く、ホールド感はこれまでで一番だと思います。ホールド力を重視している方にはおすすめです。
ここでブラデリス マタニティ ノンワイヤーカシュクールブラのデメリットとして、以下のことが挙げられます。
・肩紐が幅広で下着が見えてしまう
・カップがやや浅めの構造で母乳パットが中央に当たりにくい
・ホールド力が強力すぎる
・5,355円程度
ブラの肩紐が幅広なので、ホールド力があり安定感はありますが、夏場でタンクトップを着たりするときは、肩紐が幅広な分、ブラ紐が見えてしまうのが少し残念です。なので私は見えてもいいようにオーソドックスな黒色の授乳ブラを選びました。
カップ下がやや厚い設計になっており、下側からぐっと胸を持ち上げ、立体的なバストを作ってくれるのですが、持ち上げる分、カップがやや浅めになり、母乳パッドが乳首の中央に当たりづらくなります。そのため、カシュクールの布のところまで母乳パッドがはみ出てしまい、時々、母乳が滲み出てしまうこともありました。
今回Lサイズを購入したのですが、ホールド力が強力すぎて、やや窮屈な印象です。もうワンサイズ大きいLLサイズにしていたらちょうどだったかなと思います。ただ値段が5,355円と決して安くはないのでもう一着購入は検討中です。
ちなみにオンラインで購入したのですが、ここの公式サイトでは自分の胸のサイズや胸の状況を入力すると、それに合わせたサイズをメールで提案してくれるので、サイズ選びに失敗することは少ないかなと感じます。
今回のサイズ選びの失敗点として、考えられるのが母乳パットです。私の場合は、母乳の出がかなり良かったので母乳パッドは必須でした。少し授乳間隔が空いたりすると母乳パッドが母乳を吸収して膨らむので、その分ブラのカップで少し締め付けがきつく感じることもありました。母乳パッド分ワンサイズ大きいLLサイズを購入しても良かったと後悔しています。
今回私はサイズ確認しないまま値札を切ってしまったので、サイズ交換はしませんでした。
しかし、胸が下に垂れてしまうというのは全くなくなりました。普通のワイヤー有りのブラと変わりない位のホールド力は充分あります。胸が垂れて洋服を着たときのだらしない感じは全くなくなりましたが、授乳初期のかなりおっぱいが張ったりするのがまだ頻繁にある人にとっては少し窮屈になるかなと思うので、頻回授乳が落ち着いてきた頃がおすすめだと思います。
モーブラしゃんと
産後6ヶ月の時に授乳ブラを追加で購入しました。
それがモーブラしゃんとです。
授乳の初期に購入していたモーハウスブラは、ゴムがかなり伸びていて、家で過ごす分にはあまり問題なく使用していたのですが、とうとう家で過ごしていても、かなり胸のカップ部分がパカパカとして、体を動かしたりするとカップ部分が胸の位置からズレてしまい、ホールド力がほぼなくなってしまったため購入しました。
まず、モーハウスブラとの違いとして、モーハウスブラの使いやすさはそのままに、よりフィット感がアップしたものがモーブラしゃんとです。サイズ展開は、M、L、LLの全3種類です。
モーブラしゃんとのメリットは、以下の通りです。
・クロスオープンタイプ
・ノンワイヤー
・ゴム不使用の幅広アンダーで、ブラ自体に強すぎないホールド力がある
・ホックなしで、スポブラタイプ
・モーハウスブラに比べて、速乾性があり快適に過ごせる
・モーハウスブラに比べて、耐久性がある
控えめに言ってかなり良いです!
クロスオープンタイプで、授乳がとてもしやすいです。ノンワイヤーで、ゴムはキツくないのに、しっかりと全体をホールドしてくれていました。
母乳パッドも装着しやすいですし、とにかく締め付けなく使用できるので、授乳初期の乳房の大きさの変動などにも充分対応できると思います。授乳初期から買っていたらよかったなぁ〜と本当に思います。
また、モーハウスブラの生地がベア天素材と言って ”The 布” という感じなのに対し、モーブラしゃんとは ”ベンベルグ” という素材になっています。
ベンベルグとは、コットンから生まれ、自然に還りやすいエコロジカルな繊維です。体から出る湿気をすばやく吸い、放出するため、ムレやベタツキを抑えさわやかな着心地で、シルクのような滑らかさと光沢があります。また、繊維断面が丸くなめらかで、刺激が少なく肌にやさしい繊維となっています。
私は夏場に装着していたのですが、かなりさらさらとした生地になっていて、すごく快適に過ごせました。
また、モーハウスブラは、何度も洗濯しているうちに毛玉のようなものができてしまっていましたが、モーブラしゃんとは毛玉ができにくかったです。
またモーハウスブラに比べてかなり耐久性があります。私の先輩はモーブラしゃんとを第一子の時に使用し、第二子の時も同じものを使用できていたということなので、かなり耐久性もあるのかなと思います。
ここでモーブラしゃんとのデメリットとして、以下のことが挙げられます。
・肩紐調節なし、肩紐は幅広
・5,500円
ブラの肩紐が太めの構造なので、夏場にタンクトップなどを着るとブラ紐が見えてしまいました。
また、肩から背中・乳房を広い面積で支えてくれるのでその分 布の面積が広く、どうしてもタンクトップからブラの布がはみ出てしまって少し残念というのはありました。でも、この布のおかげで快適なホールド力とフィット感が出せるんですよね。
色は見えてもいいように黒色にしました。
また値段も5,500円とモーハウスブラに比べて価格が上がります。しかし、この値段を出してでも購入したいと思うほど快適に過ごせていたので、産後9ヶ月の時にもう一枚追加購入しました。
失敗談
ここで、この記事には登場しなかった、これまで購入したブラの失敗談をお伝えします。
サイズを確認しない
妊娠後期に、産後の授乳ブラとして、某衣料品メーカーで3着購入してみました。
でも、何がいいかわからなかったし、授乳中はさらに胸がサイズアップするだろうからということで、サイズもよくわからず購入しました。
普段洋服はLサイズを着用しているので、Lサイズを購入しましたが、実際にはアンダーはややきつくなる時があり、アンダー部分が赤くなったり、授乳ブラにホールド力がなかったため、母乳パッドが胸に密着しておらず、母乳パッドと乳首がこすれて痛く、不快感がありました。やはりオンラインで購入するにしても、サイズはしっかりと確認して購入しましょう。また、オンラインで購入する際は、万が一サイズが合わなかった場合に、返品処理が可能かどうかも確認しておきましょう。
私のように、サイズ確認しないまま値札を切ってはいけませんよ。
ストラップオープンタイプ
ストラップオープンタイプは、ブラのストラップ部分についたホックを外し、カップを前に下ろして授乳します。授乳のたびにこのホックをカチッと外すのが少し面倒でした。授乳の際、片手ではなかなかホックが外れず赤ちゃんが泣いてる時に慌てることもありました。慣れたら大丈夫だと思います。
また、ストラップオープンタイプは、ブラのカップ部分の布を下側にペロンと下ろす必要があり、布地の部分がぶ厚いものだと、その分厚さのせいで赤ちゃんと胸との間に距離ができてしまい、密着しにくくなり浅吸いになってしまうこともありました。特に赤ちゃんが小さいうちは、吸啜力も弱いのでより乳房と赤ちゃんを密着させる必要があります。
カップの布が分厚い
授乳ブラは、授乳で汚れたりすると頻回に洗います。
洗濯の際は、カップの布が分厚いと、天気が悪い日はなかなか乾きにくく、半乾きになってしまうこともありました。少ない枚数でやりくりしている場合は、速乾性が求められます。
またブラのカップが分厚いと、横にボリュームが出て、かなり巨乳に見えてしまっていました。私は特に普段からタイトなトップスを着用することが多かったので、余計に胸が横にボーン!と強調されたような不自然な巨乳のシルエットになってしまい、服装選びにも苦労しました。
胴回りのブラ紐が細すぎる
後ろのホックが2個のものだと、胴回りのブラ紐が普通のブラと同じくらいの太さのものもあります。
胴回りのブラ紐が細すぎると、胸の重さでどんどん下に下がってしまい重さに耐えられず、ブラ紐が胴周りに食い込むように赤くなってしまいました。なので、胴回りのブラ紐は太い方がより安定感があり、フィットするかなと思います。
まとめ
私が着用していた色んなタイプの授乳ブラを、メリット、デメリットも一緒にお伝えしました。
私の場合、授乳のしやすさ、ホールド力、付け心地、ヘタリ具合の点で「モーブラしゃんと」が一番良かったです。
ただ、授乳ブラは、それぞれの胸の形やサイズ、また何を優先するかによって全く変わってきます。
皆さんも、何を一番優先したいかを考えて理想の授乳ブラに出会えるといいですね。