国試の勉強どうしたらいいんたろう…
みんないつからやってるの?
看護師、助産師、保健師になるためには必ず受けなければならない試験です。
それぞれの資格ごとに、試験があります。
一つの試験対策だけでも大変なのに、3つも同時にするなんてさらに大変〜( ;∀;)
と思いますよね。
私は国立大学の医学部看護学科を4年で卒業し、看護師、助産師、保健師の3つの国試に同時合格しました。
今日は3つ同時合格のコツと、その方法をお伝えしていきます。
国家資格同時合格を考えている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
国試の勉強いつからやるか
まず、国試の試験対策の開始時期ですが、
正直、卒論を締め切りギリギリまで頑張っていたので、卒論と並行して国試の勉強をし、本格的に開始したのは秋ぐらいからでした。
スタートは早ければ早いほどいいです。
私の周りの友人達も、秋頃からQBや参考書を持って図書館に入っていく人が多くなり、
それを見て自分もやらなきゃ!
と鼓舞されていました。
おすすめの勉強方法
スケジュールを立てる
問題集一冊あたり、最低3周はするぞ!という目標を立て、
問題集にある問題数を残り日数で割って、
一日何問解いていこうか、というスケジュールを立てていました。
必ずどの科目も1日のうちに一回は触れるようにするため、
看護師、助産師、保健師の3つ問題集を1日で三等分して、少しずつ解いていきます。
私の場合は、看護師、助産師、保健師の3つの問題集を1日のうちにやるので、いい具合に飽きずに気分転換にもなりました♪
過去問を繰り返し解く
過去問は傾向をつかむために、過去5年分を目安に取り組みました。
同じ部活の先輩助産師から過去問を頂き、それを解いて自分の実力をはかっていました。
最も重要なのは間違えた問題を繰り返し解き直していくことです。
問題を○△×に振り分ける
問題の左端に、○△×を書き、
○ 一発合格
△正解したけど、もう一回解いておきたい
×ワケワカメ(不正解)
というような感じで、問題自体を振り分けていき、
もう一周目をした時に、△と×を優先して解き直していました。
時間がない時は、×の問題だけでも優先して解いていき、国試直前は×の問題だけを振り返っていました。
そうすることで、効率よく問題を網羅することができます。
先ほど、問題集を3周する!とお伝えしましたが、1周目で○がついた問題は2周目では飛ばします。なので、分からない問題だけを素早く振り返ることができます。
周を重ねるごとに、問題数が減っていくので、ゲーム感覚で繰り返し解くことができていました。
ただ、分からない問題ばかりに出会うので途中で悶々となることもありますが。笑
解けるようになった時は嬉しいですね。
『病気が見える』をイラスト、図解ごと覚える
『病気が見える』という本は助産の授業でよく使用されたのですが、
イラストや図解がとてもわかりやすく、
大げさではなく、ページそのままを頭の中にインプットするような勉強法をしていました。
真っさらのルーズリーフに、イラストと共に単語を書き出していくというやり方が、私が1番頭の中に定着したかなぁと思います。
実際、臨床で働いていても、『病気がみえる』はかなり見返すことが多い1冊ですので、看護学生の皆さんはその本を生涯のバイブルとして持っていてもいいと思います。
3つの試験勉強しんどくないの?
看護師、助産師、保健師の3つの分野を勉強することは、看護師のみの勉強と比べると3倍の労力が必要に思うかもしれません。
ところがどっこい!
結構内容が被ってる分野が多いんです。
なので、実質的な勉強量が3倍になるわけではありません。
それでも、勉強する内容が増えて大変そう・・・
いえいえ、
むしろ、逆だと思います。
保健師の分野で法律関係を詳しく勉強すると、看護師の分野でそれがすごく理解しやすかったり、
助産師の分野で産科領域を詳しく勉強すると、看護師の分野で母性分野がすごくスイスイ解けたりと、
お互いの分野をより深く学ぶことで、知識が定着しやすいと思います。
また、保健師、助産師の分野はより詳しく図解や解説があったりするので、専門分野の理解をより深めることができます。
まとめ
看護師、助産師、保健師の国家試験を、3つ同時合格のコツは以下の通りです。
・スケジュールを立てる
・問題を○△×に振り分ける
・過去問を繰り返し解く
・『病気が見える』をイラスト、図解ごと覚える
こうすることで、看護師、助産師、保健師の3つの国家試験であっても、
短時間で効率よく問題集を網羅することができますよ。
看護師、助産師、保健師の3つの国家試験 同時合格に向けて頑張りましょう!