【解説】手足口病ってなに?かかったらどうしたらいいの?

勉強

最近流行っている、手足口病ってなに?

子供がかかったらどうしたらいいの?

みなさん、手足口病って聞いたことありますか?
なんやその変な名前・・・( ゚д゚)って思っ方もいるのではないでしょうか。

私の子供は生後6ヶ月3日目に手足口病になりました。出生してから初めてかかった病気です。
子供の具合が悪いと、とても心配になりますよね。

この記事では、手足口病について解説していきます。

助産師たまじ
助産師たまじ

私の子供が手足口病にかかった経過もお話ししていきます🎵

手足口病とは

手足口病は38~39℃の発熱に伴い、手のひらや足、口の粘膜などを中心に2〜3mmの小さな水疱ができる病気です。

2~3歳の子どもに多い病気で、幼稚園や保育園で”夏風邪”として流行することも少なくありません。

基本的に予後は良好な疾患です。

「手足口病」は、「ヘルパンギーナ」「プール熱(咽頭結膜熱、アデノウイルス)」とともに、三大夏風邪の一つとされており、ありふれた感染症です。

三大夏風邪
・手足口病
・ヘルパンギーナ
・プール熱(咽頭結膜熱、アデノウイルス)

手足口病の原因は?

手足口病の原因ウイルスは、コクサッキーウイルスや、エンテロウイルス、エコーウイルスなどです。これらは、エンテロウイルス属(entero:腸管)というグループに含まれるウイルスです。

このウイルスには、いくつかのタイプがあり、その年によって流行する型は異なります

同シーズンに、繰り返し感染することもありますが、何度もかかってしまうのは、原因ウイルスがひとつではないためです。

悩める犬
悩める犬

何度もかかってしまうのは辛いなぁ・・・

手足口病の感染経路は?

感染した人の咳やくしゃみの飛沫を吸い込むことによる飛沫感染や、ウイルスの付着したスマートフォンやリモコン・手すりなどを触ったり、便に潜むウイルスが手や指に付着して口や鼻を触ることによる接触感染があります。

ウイルスの侵入門戸は口であるため、発疹も口内が最初と考えられます。ただし、実際には手・足・口、ほぼ同時に症状が出るという印象だと思います。口の中の発疹は見えにくいため、まず手足の発疹で気づく場合がほとんどだからです。

感染力は比較的強く、ウイルスの付着した食べ物などを介してうつることもあります。

手足口病の潜伏期は?

手足口病の潜伏期は2~5日です。

この潜伏期間もウイルスを排出しているので感染を広げる可能性があります。その後発疹や水疱、発熱などの症状が現れます。

手足口病の症状は?

発熱は約3分の1にみられますが、38℃程度で高熱になることはあまりなく、2~3日で下がることが多いです。

口の粘膜・手のひら・足の甲または裏などに2〜3mmの水疱性の発疹が現れます。“手足口病”という名前の通りの症状というかんじですね。また、肘や膝、おしりなどにも出現することがあります。水疱が破れたりつぶれたりして皮膚がただれることもあります。

発疹のかゆみはなく、ほとんど痛みはありませんが、小学生以上、とくに大人の方がかかるとかゆみ、痛みがつよいことが多く、ちくちくする、さわると痛いと訴えることもあります。

一般的に軽症で、発疹はしだいに赤みがうすれ、1週間ほどで「かさぶた」のようになり、なくなっていきます。

のど全体に口内炎ができるため、のどがとても痛くごはんが食べられなくなり、 赤ちゃんや乳幼児の場合は機嫌がとても悪くなります。口内炎の痛みから、飲食を受けつけずに「脱水」になることもあります。

また、『コクサッキーA6型』というウイルスに感染すると、手足口病を発症してから数週間後に、爪がはがれてしまうことがあります。コクサッキーA6型ウイルスは爪の根元に入り、水ぶくれを作ります。そのため爪を作る細胞がダメージを受け、正常に爪が作られなくなります。この時に作られた爪が少しずつ伸び、そのうちはがれると考えられています。爪がはがれる指は1本のこともあれば、複数本のこともあります。

大人がかかると症状が重めに

実は、手足口病は、子どもよりも大人のほうが症状が重く出やすいことが特徴です。

まず、発疹の痛みは大人のほうが強く出ます。とにかく痛く、足裏などにひどく出ると歩けないほどになります。また、インフルエンザにかかる前のような、全身倦怠感、悪寒、関節痛、筋肉痛などの症状が出ることがあるのも、大人の特徴です。

手足口病の治療法は?

手足口病はウイルス感染のため、特別な治療方法はありません
症状に合わせて脱水症状や皮膚症状の悪化を起こさないように対症療法を行っていきます

口内炎がある場合は、喉ごしのよいもの(冷たい飲料、ゼリー、果物すり下ろし)などを食べるようにします。痛みが強く機嫌が悪いときなどは、解熱剤を使用します。解熱剤は、痛み止めにもなるので熱がなくても使用して大丈夫です。

発疹に対しても根本的な薬はありません。かゆみが強いときは塗り薬や飲み薬を処方することがあります。

危険な合併症につながることも

手足口病は自然治癒することがほとんどですが、まれに重症の合併症を起こすことがあります。なかには「髄膜炎」「小脳失調症」「脳炎」といった中枢神経系の合併症や、「心筋炎」「神経原性肺水腫」「急性弛緩性麻痺」などを引き起こすケースもあります。

以下のような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

・40度以上の高熱
・ぐったりしている
・意識障害
・尿が少ない・皮膚が乾燥しているなどの脱水症状
・息が荒い

手足口病の予防法は?

予防方法としては、以下のことを心がけましょう。

・人混みを避ける
・手洗いやうがいをこまめに行う
・マスクを着用する
・手指消毒剤を使用する
・身の回りの物を清潔に保つ

手足口病は飛沫感染や接触感染が主な感染経路となるため、日頃から手洗い・うがいをしっかりと行うことが予防の基本で、手洗い、咳エチケットが有効です。

看病する大人は、必ずマスク着用で接し、いつも以上に手洗い、うがいをきっちりと行ないましょう。

また、発疹が消えた後も、3〜4週間は便にウイルスが排泄されるため、おむつを交換したときには石鹸でいつもより念入りに手洗いをすることが大切です。

幼稚園、保育園、学校など集団生活ではタオルの共用を避けましょう。

手足口病は、発病しても、軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどであるという意味で、感染してはいけない特別な病気ではありません。これまでほとんどの人が子どもの間にかかって、免疫をつけてきた感染症です。

登園、登校について

保育園・幼稚園は発熱や嘔吐がなく、普段の食事がとれ、元気であれば登園は可能です。
水疱があるから登園禁止ではありません。これは、人に移さないからではなく、登園禁止にしても流行を防ぐことが難しいためです。また、ウイルスを排泄している間、隔離するのは現実的ではなく、それほど重症になることもありません。発熱が出ないだけでなく、感染してもほぼ無症状のお子さんもいらっしゃいます。

発熱や口腔内の痛みにて普段通りの食事が摂れない等の症状がなければ、保育園や学校を休む必要はないとされています。

助産師たまじ
助産師たまじ

ただし、登園や登校の基準は地域や園によって異なるため、通っている園や学校に確認しましょう。

人に感染させる期間は比較的長いですが、最初の1週間が感染力が高いです。咳や鼻水からは1~2週間、便からは数週間~数か月ウイルスが排出されます。

手足口病とヘルパンギーナの違いは?

似たような症状で三大夏風邪の一つ、ヘルパンギーナがあります。
ヘルパンギーナと手足口病の違いについてまとめます。

項目手足口病ヘルパンギーナ
発疹の部位口の中だけでなく、手や足、おしりなどにも出る口の中だけに出る
発熱の程度平熱か微熱程度で済むことが多い40度近い高熱が出ることが多い
流行する時期7~8月がピーク6~7月がピーク
感染しやすい年齢4歳以下が多い4歳以下が多いが特に1歳代

手足口病もヘルパンギーナもエンテロウイルス感染症です。

その中でもヘルパンギーナは、殆どがエンテロウイルス属のコクサッキーウイルスAによるウイルス感染症です。手足口病と同じく夏に流行する疾患で、罹患の多い年齢も同様です。

ヘルパンギーナは40℃近い突然の高熱で発症します。手足口病と比べて高熱になる事が多いです。口腔内に水疱が出来る点は手足口病と同様ですが、手足などの発疹は目立ちません。頭痛・嘔吐等の症状を認める事もあります。

多くは自然軽快します。手足口病と同様に、気をつけることは水分補給と食事です。明確な出席停止期間は決められておらず、本人の状態によって判断されます。手足口病と同じく、「解熱しており普段通り食事が出来ている事」となります。

私の子が手足口病になった経緯

ここからは、私の子供が手足口病になった経緯を具体的にお話ししていきます。

突然の高熱

5月後半で気温も高く服装が難しい時期でした。日中は30度を超えるような真夏日でしたが、夜や朝はかなり冷え込み、夜中でも毛布をかぶって寝ているような日もありました。この頃は半袖半ズボンの服やメッシュ素材の長袖ロンパースを着て過ごしていました。

スーパーに買い物に行った時も半袖半ズボンで抱っこ紐に入れて買い物に行きました。生鮮コーナーがかなり涼しかったので、抱っこ紐から出ている子供の足が寒いかなぁと思いながらも、私も買い物に夢中になっていたので子供の足を手でさすりながら買い物をさっと終わらせました。

休日で旦那も一緒だったので、スーパーの他にホームセンターに行ったり、旦那の実家に遊びに行ったりもしましたが、特にひどい人混みに行ったという訳でもありません。子供が接触したのも、私と旦那と義母ぐらいでした。

その日の夜はいつも通りお風呂に入って、半袖のパジャマとメッシュ素材のロンパースの2枚を着て寝ました。朝晩冷えるので窓は閉めており、布団はガーゼ素材の掛け布団を1枚かけて寝かせていました。

いつもは入浴後、授乳をして、夜22時頃には寝て、次起きてくるのは大体朝の5時ぐらいと、夜中は7時間程度寝るような子なのですが、その日は夜中の3時に一度起きてオムツ交換と授乳をし、さらに5時にもまた起きたため、授乳をしようとしたのですが、

おしっこが漏れたかな?

と思うくらい汗で洋服が濡れていたんです。こんなに汗をかいて暑いのかなあというような感じでした。ぐずぐずしていたので抱っこをしたら、授乳をせずにまた寝ていきました。

朝7時にまた泣いてきたので授乳をしようと子供を抱き上げたところ、子供の体がすごく熱を帯びていたんです。すごく汗をかいていて、少し赤ら顔になっており、ぐずぐず泣いていました。

その時初めて、これは何かおかしい、風邪かもしれないと確信に至りました。

熱を測ってみると、なんと39度4分∑(゚Д゚)

かなり高熱で、こんなにも熱が出たのは初めてだったので、とてもびっくりしました。

間違いではないかなと思い、少し時間をおいて熱を測ったところ39度2分でやはり熱が高いことには変わりはありませんでした。

発疹出現

ここ最近薄着で過ごしていたことで風邪でも引いたのかなと思いました。思えば昨日のスーパーの帰りに少し鼻水が出ていたのも気になりました。あれも何かのサインだったのかもしれません。

急いで洗濯物を干し、自分の身支度をして小児科に行きました。かかりつけの小児科は予防接種でずっとお世話になっている所です。車で15分程度のところで、いつも空いていて、大体1組程度の待ち人数なのですぐに診てくれます。

そこで小児科医から診断されたのが、

「これは、手足口病で間違いないでしょう」

えーーー( ゚д゚)

なんだかそうやって診断されると、とてもびっくりしますよね。自分の子供がそういう病気にかかるというのは、今回初めてだったので、とても動揺しました。

「口の中に大きな口内炎があるから痛いと思いますよ。足首にも発疹が出てるね」

その時点で足首にうっすら発疹のようなものが出ていました。口の中は気づきませんでした。

そういえば、おむつ交換の時にも太ももあたりに、ぽつっと1つ発疹のようなものがありました。

その後発疹は、足首にポツポツと目立ち始めました。

下の写真は手足口病と診断された翌日の、足首の発疹です。

2日後には下の写真のように、発疹が少し赤くなってきていました。

その後これらの発疹は瘡蓋になりました。5日後には瘡蓋が取れる部分も出てきて、瘡蓋の下の滲出液が滲み出ている箇所もあります。

最終的に、11日目には下の写真まで目立たなくなりました。

また、他の部位として、踵にもぽつっと一つできていました。

臀部にも3つほど発疹があり、二の腕や口角横あたりにも一つずつ発疹ができました。

何が原因?

半袖で過ごしていたことが原因だ!
生鮮コーナーに半袖で行ったことが原因だ!
夜冷えたことによる風邪だ!

と思っていたので、手足口病と聞いて驚きました。では一体何が原因かと考えてみると、手足口病の潜伏期間は2〜5日です。思い返せばちょうど5日前に姪っ子たちが義父母の家に遊びにきていて、子供も一緒に遊んでもらっていました。7歳と5歳の元気な兄妹たちにたくさん可愛がってもらっていたので、その時にもしかしたら感染した可能性があります。

薬はどうした?

解熱の座薬と、痰切り・咳止めの粉薬をもらい帰宅しました。

粉薬を子供に飲ませるのは初めてでした。薬は私がNICUで働いていた時に哺乳瓶かシリンジ注入であげていた経験がありますが、私は家に哺乳瓶がないので、粉薬を少量の白湯で溶かしてスプーンでちょっとずつあげました。その頃、離乳食が始まって2週間くらいしていたので、口にスプーンを入れるという事は、子供も慣れていましたが、まだその頃、10倍がゆ、人参、りんごにキャベツしか食べていなかったので、新しいお薬の味ということで少し苦そうな顔をしていましたが、何とかやっとの思いで薬を全部飲んでもらうことができました。

座薬はNICUで働いていた時に入れた経験がありました。3/4個入れてくださいということだったのでハサミでカットし、オリーブオイルを潤滑剤に使用して、使い捨てのビニール手袋で挿肛しました。

その後、37℃前半と熱はかなり下がり、ぐずぐずはしていましたが、いつものおもちゃを振り回したりして遊ぶ様子も見られ少し安心しました。

しかし、坐薬の解熱効果が切れてくると、また38℃後半となるため、繰り返し挿肛し、結局熱が下がるまでに計4個しました。

小児科休診日前に薬の追加処方

また、坐薬は元々5個もらっていましたが、金曜日の時点で残り2個でした。まだ38℃の熱を繰り返しており子供も不穏が続いていたので土曜日の午前診に再度受診し、追加で坐薬をもらいに行きました。でないと、日曜日になって休診になり高熱が出ても坐薬が底を尽きてしまうと思い、早めに受診をしておきました。子供が発熱した曜日と小児科の休診日も考慮して薬をもらう必要があると感じました。

体温、挿肛時間をメモ

また、私は育児ノートをコツコツとまめにつけていたのですが、そこに発熱した時刻と体温、坐薬を入れた時間をメモしていました。坐薬は種類にもよると思いますが、発熱時は4時間あけて挿肛というように時間が指定されています。そのためメモでいいので時間を残しておくと分かりやすいと思います。

子供用アイスノンの準備

子供が発熱してる時って、本当に湯たんぽみたいに熱いんです。抱っこしていると熱が伝わってきて、しんどさもダイレクトで伝わってきます。

ぐずぐずしんどくて泣いている子供を私は抱っこでウロウロしながらあやしていました。夜遅く、仕事から帰宅した夫がその様子を見て、

「氷枕を買ってくる!」

と勢いよく出て行き、買ってきてくれたのが大人用のごっつい氷枕( ゚д゚)

しかも、これから10時間以上凍らさないと使えないというもの・・・

今必要なんやけど・・・泣

ということで、食用の氷が大量に入った袋も購入してきてくれていたので、それをバスタオルでくるんで簡易の氷枕にしてくれました。子供をそこに寝かせてみましたが、案の定氷がデカすぎて高枕になり、首が詰まって眠れるような体勢ではありませんでした。

そこで氷を数個取り出してジップロックへ入れ、水も少量入れて口をぎゅっと閉じ、さらに漏れないようにジップロックを二重にして簡易の氷枕を作成しました。それを薄いタオルで包み、子供用の氷枕として使用しました。

初めは冷たいのが不快なのか、なかなかそこで寝てくれませんでしたが、その氷枕を首の後ろに当てながら抱っこでゆらゆらしていると少しずつ体温に馴染んでいき、嫌がることもなくなり、熱が少し引いて抱っこで寝てくれました。

なので、子供用の氷枕、アイスノンがあると便利かなーとは思いました。無くても氷とジップロックで代用はできました。

また、少しでも体の熱を取るために、保冷剤を薄いガーゼに包み、脇の下や首の後ろに当てながら抱っこしていました。冷やしすぎると低温火傷になるので、こまめに保冷剤の当てる位置を変えて様子を見ていました冷蔵庫にはこういう時に使える保冷剤が2〜3個あると便利ですね。

助産師たまじ
助産師たまじ

子供用のアイスノンは、その後、夏場の授乳の時に大活躍したよ🎵

口内炎で授乳拒否

実はこの手足口病にかかった日は、私の誕生日だったんですよね。

私の誕生日に初めて子供が熱を出して手足口病になるという・・・

なんとも踏んだり蹴ったりな日でしたが、私と子供にとっては試練の日であったものの、病気になることで少しずつ強くなっていくのかなと感じたり、子供にとってはかわいそうでしたが「初めて病気になった記念日」とプラスに考え、いい誕生日プレゼントになったと思います。

実は誕生日ということもあって、旦那がケーキを用意してくれたんですけど、タイミングよく知り合いの人からロールケーキを頂き、さらにカステラも頂き物であったので、その2〜3日は甘いものづくしでした。

甘党派の私はケーキにロールケーキにカステラにとバクバク美味しく頂きました。それによって、乳製品、特に生クリームをたくさん摂取したことにより母乳がいつも以上によく出ていたんです。そのためすごく胸が張って脇側にしこりができるほど分泌が多く、いつも以上に母乳パッドを変える回数も多かったです。

しかし子供が手足口病ということで、口内炎が痛いのかなかなか母乳を飲んでくれないんですよね。おっぱいを口に含んでもすぐに離して大泣きを繰り返すんです。泣きながらおっぱいを少し飲むだけ。お腹がすいているのに飲めないのは、見ているだけでかわいそうでした。

なので母乳はいつも以上に出るのにいつも以上に飲んでくれない・・・これはヤバい思い、人生で初めて排乳をしました。もう乳房を軽く圧迫するだけで、シャーーーと射乳がありました。勢いよく飛び出すのが治ったところで排乳はストップしました。それによって乳腺炎になることはありませんでした。

離乳食は一旦中止

手足口病になったのが、離乳食の練習を開始して2週目くらいでした。順調に食べてくれていたのに、口内炎が痛いのか、離乳食も嫌がりました。スプーンで粉薬をあげていたこともあり、「スプーン=苦い粉薬」というイメージができてしまったのか、スプーンで離乳食をあげようとすると、激しく抵抗し拒否・・・Σ(゚д゚lll)

せっかくいい感じに離乳食が進んでいたのに、全く食べなくなってしまいました。離乳食は一旦中止し、少し期間を置いてから再開しました。

親も子も寝不足必須

私の子供は手足口病が、出生後初めての病気だったので、もう焦って焦って、てんてこ舞いでした。

自分の子が高熱でぐったりしていたら誰でも焦りますよね。

手足口病はそこまで熱が上がらないとのことでしたが、私の子は39.4℃から始まり、坐薬を使用して38℃前後を何度か推移していたので、しんどかったと思います。発熱により子供もなかなか寝れず、夜中に何度も起きてぐずぐずしていたのでその度に抱っこでゆらゆらしていました。ベッドに下ろすとギャン泣きするので、抱っこをしたままソファで座ったまま寝た日もありました。旦那が見かねて抱っこを代わってくれたりもしましたが、家族3人とも子供の高熱ピークの2日間はふらふらでした。

子供も眠れてないため、目の下にクマを作っていて、それを見るのも辛かったです。

赤ちゃんが発熱して体調を崩すと、こんなにも辛いのか、と実感しました。

さいごに

手足口病について解説しました。

手足口病になったからといって過度に恐れる必要はありません。しかし、脱水にならないように本人が好む飲み物を与え、それでも飲水が不十分のようならば迷わずかかりつけ医を受診して脱水の評価をこまめにしてもらいましょう。

このブログを読んで、少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。

助産師たまじ
助産師たまじ

子供の看病をしているママ、パパ、一緒に頑張ろう!

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